「贈るコーヒープロジェクト」は、小さな温かみが社会を巡ることを願うプロジェクトです。

良い仕事を受け取ると、良い仕事をしたくなりますし、良いことをしてもらうと、良いことがしたくなります。社会は様々な人や物が循環して成り立っていますが、できることなら、誰かをネガティブな気持ちにさせる物事より、温かな気持ちにさせる物事が多く循環していくといいなと思います。

また、良い流れは、遮ったり、滞らせたりすることなく、なめらかに次へと渡したいものです。

昔、僕はインスタグラムにこんなことを書いているようです。

今、僕は27歳で、様々な仕事を通して出逢っている方々のほとんどが歳上で、皆さんまるで親のように温かくしてくださる。また、大切なものを大切にしてきた、素敵なお店から、その姿勢を学ばせていただくことも多々ある。

きっと「恩」は返すものなのだろうけど、こうして今、前を生きてきた人から受け取っているものは「贈り物」で、僕はそれを大切に磨き、次の世代へと贈るように努めるべきなのだろう。

 

受け取った「贈り物」は、別の形で、次の人にパスすべきなのだと。

そもそも、こうしてコーヒー豆を焼いて仕事にできているのも、いつかの時代の誰かのお陰なのです。焙煎にしても、抽出にしても、脈々とパスされてきた「贈り物」があるからこそ、こうして美味しいコーヒーを飲めるのです。どれほど革新的な仕事でも、決して「その人だけがすごい」ものなんてない気がします。

こうしたことを考えていると、ただ生きているだけで、様々な「贈り物」を受け取っていることに気が付きます。

そしてそれは、発信者を突き止めて、返すのではなく、誰でもいいので、誰かに渡せばいいのです。

というわけで、贈るコーヒープロジェクト。

 

プロジェクトの内容

 

コーヒー豆を購入された方に予告なしで、「1杯分のコーヒー豆」を贈ることがあります(おまけなので、ランダムです)。

そのコーヒー豆の袋には、こんなことを書いた紙を付けておきます。

このコーヒー豆を、ぜひ誰かに贈ってあげてください。受け取った人は、また別の誰かに、何か良いことをしてあげてください。

コーヒー1杯分の温かみが、社会を循環しますように。

日常の、小さな贈り物っていいなと思うのです。次へ、次へ、温かみが連鎖していくように。

ひと息ついてほしい人へ、贈ってあげてくださいね。もし時間があれば、コーヒーを淹れてあげるのもいいかもしれません。